天災
- 毎年5〜6月はブナの新緑を求めて各地を彷徨い歩くのであるが,日本海側は,ここ数年のなかではとくに積雪が多かったらしくて,芽吹きが遅れているようだ.
- 昨年の台風のせいで林道の多くは崩れて,復旧の目途が立っていないところも多い.
- 遠征する場合は,時間の余裕もないのでなるべくアプローチの簡単な(ようするに車横付け)場所が望ましい.
- でないと3時間かけて登山した挙句、一面雪野原だったということもある.
- もちろん,それはそれで諦めがつくので,純粋に軽アイゼンを履いて残雪登山を楽しんでしまったりする.
- 今年ブナ林を見ていて思うのは,やたらと花をつけたブナが多いということだ.
- これは全国的な傾向だろうか?
- 何か天災の前触れだったりしやしないか,気になるところだ.
- 写真は神岡町から薬師岳を望む.
- 2年前の6月初旬,車で峠超えをするために標高をあげていったとき,とあるカーブのところで急に目前に視野が開けた.
- 重なる山並みの向こうに見える薬師岳の姿はまだ雪模様であった.