2,700億円の行方

大人になって世の中の仕組みというものが見えてくる。
阿呆だなあと思うが、本人は気づいていない。
そういう場合、どうすればよいか?

黙って、にっこり笑顔でわらっておくか。
サマージャンボ宝くじの結果はまだ見ていないが、もうひとつの宝くじは外れたようだ。

日本の科学技術の最大の欠点は、「評価」するということが苦手なことだ。
ものさしが無い。
あるいはご都合主義で勝手に変える。
当人にとっては都合の良いことだろうが、迷惑なことこの上ない。

かつてヨーロッパにおいて科学者と芸術家・音楽家は同じような立場であった。
日本の科学者のスポンサーは国民で、経団連ではない。

こんな意見がある。
納税者は納税するだけでなく、その使い道について意見すべきである。
つまり、自分の納めた税金を何に使ってほしいか、注文をつけることができるという制度だ。
国税地方税に分けてもいい。

1.防衛20%
2.外交10%
3.エネルギー政策40%
4.科学技術20%
5.医療10%

収めた税額に応じて、各予算が査定される。
基本額に上乗せ、あるいは減額されることになる。

どうみても機能していない政治や行政に関心が無い国民も、自分が治めた税金が求める政策に少しでも反映されるとなれば、ちっとは興味もわいてくるだろうよ。

誰か実現してくれませんか?
という他力本願はこの世では通用しないよね。
昨今、霞ヶ関の役人が諸悪の根源だと決め付けるのもいかがなものか?
非難するなら自分が霞ヶ関に入って変えればいいじゃないか。
できないし、やる気もないくせにメディアを使って扇動するのはフェアではない。
なので・・・中央突破しますかね。
壁は厚いけど、埋もれるよりはいいでしょう。