蛍
- そういえば,そろそろ日本もホタルの季節がやってきた.
- うちの近所はゲンジボタルやヘイケボタルもそうだが,街中でヒメボタルが生息していることもあって,市民の関心は高いようだ.
- ホタルの数より,見物人の数のほうが多いなんてわらってしまう.
- 福井に住んでいたときは,うじゃうじゃ見ることができた.
- そういえば,対馬ではそれをはるかに上回る数のホタルが飛び回っていたっけ.
- それに比べるて大阪のホタルのなんと陳腐なことか.
- 学生のころ下宿のアパートの網戸にゲンジボタルが飛んできたことがあった.
- 今思うとあれは本当にゲンジボタルだっただろうか?
- 山のてっぺんだったし,近くに河も田圃もなかった.
- もしかしてヒメボタルだったのだろうか?
- ホタルというと日本人は水生のホタル(ゲンジ・ヘイケ・クメジマ)があたりまえだと思うだろうが,実は世界的に見て幼虫が水生のホタルは非常に珍しい.
- 水の中の幼虫は光が弱いこともあって見つけるのは一苦労だが,今度はまさに水生ホタルの調査がメインになるだろう.
- フィールドには毒蛇も毒蜘蛛も感染症を媒介する蚊やアブなど危険がいっぱいだが,それでもフィールドは楽しい.
- まるで根っこが生えたように椅子から動かない学生や研究者が増えてきたように思う.
- 机に座って液晶画面を見ていたって何も本当のことは分からないのだ.
- 部屋に篭っていないで,たまには外に出て発想を転換するのも大切なことだと思う.
- (え?お前は出すぎだって(^^;;)