雲南旅情(其之五)〜昆明市街
- 翌朝、バフェで簡単に朝食を済ませる。
- 中国の人はあまりコーヒーを飲まないようだ。
- それもそのはず、雲南省はプーアルをはじめとするお茶の産地だからだ。
- あったとしてもネスレの砂糖・ミルク入りインスタント。
- ブラック派の私としてはあまりお勧めできない。
- ミーティングの時間まで少しあるので、軽く身支度を整え、朝の散歩に出かけることにした。
- これまで歩いたことのない南西のブロックを歩いてみよう。
- 一年ぶりの昆明はどことなく記憶にある街とは違っていた。
- まず、道路が綺麗になっている。
- 以前はガタガタのコンクリートであったが、綺麗にアスファルトで覆われている。
- どうやらメコン河を囲む国々のサミットが近々昆明で主催されるらしい。
- ちなみに、メコン河はミャンマーにおける名前であり、その源流は雲南省、さらにその源流はヒマラヤである。
- 雲南省においてはLian Can(リャンツァン)河と呼ばれている。
- 車中、昆明の街並を見ながら記憶をたどるのであるが、知らないビルがどんどん立ち並び、古い建物は取り壊され、あるいはまたリニューアルされている。
- 看板も新しいものになっていたり、大きなオブジェがあったり、見慣れないネオンサインがあったりする。
- 街路樹は相変わらずであるが、その脇には新しく設置された街灯、あるいは看板を掲げる柱が立ち並ぶ。
- 一定間隔で並んでいるゴミ箱は新しくなり、リサイクル用のものも設置されていたりする。
- たった一年でここまで変わるものか?
- 昆明の将来がどぎついネオンの街・広州に重なって見えた。
- 新しくなった看板。
- 一定間隔で並んでいる。夜はライトアップもされる。
- 新しくアスファルトで覆われた道路。
- 結構ガタガタだったのに、今は綺麗になっている。
- 風物詩といってもよいだろう、人・自転車・バイク・車が入り乱れる道路。
- 車が突っ走る道路を横断できるようになれば、一人前の昆明市民か?(笑)
- まだ水牛がいないだけマシだ>フンがないので
- びっくりしたのは電動自転車(バイク?)があって、静かに走っている。
- 日本のアシスト自転車とはちょっと違っていて、どちらかというとバイクに似ている。
- ただし、この道、ひとたび雨が降ると大変なことになる。
- 排水が悪いせいもあって、端のレーンは冠水するのである。
- ポンチョを被った往来の自転車が車のすぐ脇を走り抜ける。
- この街でタクシードライバーをするにはちょいと勇気がいるだろう。
- 不正確だが、最近は中国でもレンタカーのサービスがあるらしい。
- 日本で取得した国際免許が通じるかどうはまだ確認していないが、いずれにせよ中国で運転はしたくない。